20代前半女性の薄毛に亜鉛のサプリが効く?
20代前半女性をとりまく生活環境とは
20代前半女性というと一般的にはようやく仕事に慣れてくるといったころなのではないでしょうか?しかし金銭的にはまだまだ余裕はないというのが現状のようです。中にはまだ学生の方もいるかもしれませんし、フリーターで就職活動の真っ最中といった方もいるかもしれません。もしかしたら授かり婚(昔でいうできちゃった婚)をする早婚女子といった方も。
このように20代前半女性の生活環境は本当にさまざまで、将来のために資格を取得しようと毎日頑張って勉強したり、趣味として料理やお菓子作りで自炊している方や、ヨガなどの身体を動かすことでストレス発散されていたり、友達とのカフェめぐりや温泉旅行などでリフレッシュしてみたりと毎日の過ごし方も多種多様のようです。そんな中で聞こえてくるのは日々の生活が不規則になりがちでさまざまな場面でちょっとした変化が起きているようです。「毎日神経を使って仕事をしているためにストレスがたまってなんだか最近髪の毛の抜け毛が増えてきた・・・。」なんて声も聞かれます。
一番いいのはストレスを溜めずに日々過ごすことなんですけれど、現代社会ではなかなかそうもいかないのが現状ですよね。社会に出てさまざまな出来事で日々疲れ、食生活も偏ってしまい、夜更かしして睡眠不足。するとどうしても抜け毛や薄毛を招いてしまいます。今からでもできる髪の毛のケアを亜鉛サプリでしてみるというのもいいかもしれません。
薄毛に亜鉛の関係とは
亜鉛は比較的毒性の少ないミネラルとして知られていてます。薄毛と亜鉛とは切っても切れない関係のようで、髪の成長には必要なものです。人の髪の毛の主成分はケラチンと言われるたんぱく質の一種でケラチンが合成されて髪が成長するのです。
髪の毛の毛根には亜鉛が多く含まれていて、髪の新陳代謝や質に深く関係しています。また、体内で活躍している酵素は数千種類あるといわれ、その中で300種類以上の酵素は亜鉛がないと活性化することができず、結果として髪の毛が細くなったり抜け毛が増えてきたりします。体内に摂り入れた亜鉛の働きのうち末端の髪に届くのは一番最後。その結果、亜鉛が少ないと髪の成長の分まで足りなくなってしまい大変なことに、抜け毛や薄毛になってしまうということがおこってしまうんですね。
亜鉛が不足するとさまざまなことが起こり、髪が切れやすくなったり脱毛の原因になってしまったりすることをはじめ、貧血をおこしやすくなったり、風邪をひきやすくなるなど免疫力が低下したり、視力が低下したり、月経異常や不妊症になってしまうこともあります。さらに怖いことに、傷ついた細胞の修復力が低下したり、細胞分裂や骨の成長にも関係があるために発育不全になってしまうこともありますし、脳の発育や神経の障害の原因になってしまったり、味覚障害が起きる場合もあったりするんですよ。亜鉛不足って怖いですよね。亜鉛不足にはサインがあって『食べ物の味が薄く感じる』とか『髪や爪のツヤがなくなる』とか『口の中が鉄(血液)の味がする』といったことがサインとなって現れますのでもしあなたが亜鉛不足かな?と思ったらぜひこのサインを見逃さないようにしてみてくださいね。
成人女性の亜鉛の摂取量は1日で9mgと言われているのですが実際に摂取されている亜鉛の量は平均で7.3mgと不足しがちなんです。普段から食生活に意識して亜鉛を摂取するように心掛けることが必要になってきますよね。「でも、亜鉛ってどんな食べ物に含まれているの?」って思う方がたくさんいるのではないでしょうか?そこで亜鉛が多く含まれている食べ物を調べてみました。
亜鉛が多く含まれている食べ物として、食品100g当たりの亜鉛の含有量は牡蠣(13.2g)、牛肉(4.9g)、豚レバー(6.9g)、ホヤ(5.3g)、蟹(3.8~4.2g)、卵黄(4.2g)、ウナギ(2.7g)、チーズ(4.0~7.3g)、大豆製品(3.2g)、蕎麦(2.4g)、ごま(5.9g)、抹茶(6.3g)、ナッツ類(3.0~5.4g)などです。他にもありますが、これだけ挙げてあると普段の食生活の中で食べていけるものも結構あるのではないかと思いますのでぜひ参考にされてみてくださいね。
亜鉛のサプリメントの効果って?
亜鉛のサプリメントの効果ですが、うれしいことに女性にとってさまざまなよい効果が見込めます。挙げていきますと、女性ホルモンの分泌を増すことによって脳や神経の働きをよくして肌や髪を艶やかにするという効果をはじめ、抗酸化作用によるアンチエイジングで老化防止などの若返り効果や、ミネラルとたんぱく質(アミノ酸)が結合してできたもので常温より高い温度で酵素が活性化し活性酵素は細胞を老化させてシミやそばかすの素であるメラニン色素を発生させますが亜鉛は活性酸素の除去に効果を発揮します。そのために亜鉛が不可欠です。
肌の老化防止効果によってコラーゲンの生成やメラニンの代謝を促したり、免疫力向上効果で粘膜などの健康を保ちつつビタミンAを身体の中にとどめて風邪の症状であるのどの痛みや鼻水などをやわらげます。美肌・抜け毛防止効果でメラニン色素を作り髪の毛にツヤをプラスし、成長ホルモンの分泌を活性化し抜け毛の原因となっている男性ホルモンを減らす役目をしたりします。
亜鉛のサプリメント効果を挙げてみましたがいくら身体によいとはいっても摂りすぎるとかえって副作用を引き起こしてしまう場合もあるのです。亜鉛サプリの摂取のめやすは成人女性が1日に9mgですが、妊婦さんはプラス2mg、授乳婦さんになるとプラス3mgの亜鉛が必要なんです。過剰に摂ると鉄と銅の欠乏症をまねくこともあり結果、コレステロールや等の代謝が異常になったり白血球が減ることで貧血や免疫低下をおこしたりする場合もあります。
いくら亜鉛がよいといわれていても、摂取めやすよりも過剰に一度に摂りすぎると「めまい」「胃痛」「吐き気」「嘔吐」「発熱」などの急性亜鉛中毒の症状をひきおこしたりすることもありますので大変危険です。亜鉛サプリメントを服用するときにはサプリメントの用法などが書いてある説明書はしっかりと目を通して使用量を守ることが大切なんです。
亜鉛ってなんとなく男性が摂取するものだと思ってましたが、女性の身体にも必要で大切なミネラルだということがわかりましたね。日々の食生活でできるだけ亜鉛を多く含んだ食品を摂取することで薄毛や抜け毛を少しでも少なくしていきたいものですね。
まとめ
・20代前半女性をとりまく生活環境というのは人それぞれで一概にこういった生活環境とはいえないが、ストレスを抱えている人の数はかなり多い様子。
・薄毛と亜鉛の関係は思っていた以上に親密で、髪にはなくてはならないミネラル成分で重要なもの。
・亜鉛サプリメントの効果には身体にとってよいことも多いが摂取量が多すぎたりすると大変な症状を引き起こしたりするのでサプリメントの説明書はよく目をとおし使用量を守ることが大切。
いままでそこまで亜鉛の成分や働きを気にしたことがありませんでしたが、身体には必要不可欠な成分で、摂取量によってはさまざまな弊害をひきおこすとは知りませんでしたが日々気をつけていきたいと思いました。
関連記事
-
リーブ21と共同開発の育毛トニック、フーチェってどんなもの?
育毛トニック フーチェとは
-
マツモトキヨシで売っているサプリって育毛に効くの?
マツモトキヨシで市販されている育毛サプリとは &nbs
-
100均の育毛サプリはキレート加工されてるの?
100均の育毛サプリとは 今や10
-
20前半女子で薄毛対策にブラックシャンプーってどうなの?
ブラックシャンプーとはどんなシャンプーなのか
-
10代の女性が育毛剤を使っても皮膚に害はないの?
育毛剤の成分って? 育毛剤の成分は
-
薄毛でカロヤン使用はダイエット中でも効果あるのか
カロヤンとはどんな育毛剤? カロヤ
-
敏感肌の更年期女性にもパントガールって効果あるの?
パントガールってどんなものなの?
-
ウーマシャンプーは抜け毛防止に効果はあるの?
ウーマシャンプーとは ウーマシャ
-
亜鉛のサプリには育毛効果があるのか
亜鉛サプリだけでは不十分? 亜鉛は
-
20代女性の円形脱毛症に加美乃素は合うのか
加美乃素ってどんなもの? 加美乃素