きしまない育毛シャンプーってあるの？薄毛解消できる？

そもそもなぜ髪がシャンプーできしむの？

髪がきしむのはシャンプーの時に水にぬれるとキューティクルが開きやすくなっていて髪の毛同士が擦れて摩擦がおこっているからなんですね。そして、アルカリ性になるほど、キューティクルは開きやすくなるのできしみやすい状態になるということなんです。せっけんはアルカリ性なので「せっけんシャンプー」はきしみやすいということになりますよね。だからといって硫酸系のシャンプーを使うのは髪にダメージが大きいので避けた方がよいと言えます。

ノンシリコンのシャンプーを使用すると特にそれは感じ、髪が絡まったり、きしむような感覚を感じる方も多いです。ノンシリコンがよいと言うからシャンプーをノンシリコンに変えたのにこれじゃ意味がない・・・なんて思っていませんか？でもこれは髪がシリコンの働きから髪自身が自らの健全な状態に戻るための過程のため。今まで蓄積されていた化学物質やシリコンがなくなることで髪本来の状態になって頭皮に育毛剤や栄養素などの浸透がとてもよくなっていくのです。

また、シャンプーで髪がきしむ以外でも髪が傷むことがあるって知ってますか？
実はカラーリングやパーマでも髪は傷むのです。それはカラーリングやパーマで使用されている薬剤がとても刺激が強くて頭皮や髪を傷めてしまうんですね。たしかに薄毛に悩みを持つ年代の方の中では白髪にも悩まされていることも多いかもしれません。カラーリングをしたいのでしたら2カ月に1度くらいの頻度にすることで髪のダメージを少なくすることができます。また、髪を染める方法として、ヘアマニキュアという方法もあります。ヘアマニキュアでしたらカラーリングをするよりも髪のダメージはより少なくて済みますのでどちらかといえばカラーリングをするより、ヘアマニキュアの方がよいかもしれませんね。

そして髪をとかすブラッシングでも髪が傷むことがあるんです。ブラッシングをすることによって摩擦がおこり、キューティクルが剥がれてしまうんですね。これはブラシの種類によりますが、一般的に使われているナイロンブラシは摩擦が強いのでキューティクルが剥がれやすいということなんですね。一番よいとされるブラシは金属製のブラシで、静電気が少ないので髪にもやさしいようです。金属製のブラシを使う時でも髪を水で濡らしてからブラッシングすると静電気が起こりにくくなるので髪を傷めることなくとかすことができますよ。

また、ドライヤーでの熱によるダメージよりも濡れた髪の毛同士がこすれておこる摩擦の方がダメージは大きいので、寝る前には必ず髪をしっかりと乾かしてから寝るようにするといいようです。

育毛シャンプーって髪がきしまないの？

育毛シャンプーははたして髪はきしまないのでしょうか？通常市販されているシャンプーにはシリコンが配合されているものがほとんどで、このシリコンの働きによって髪の毛のキューティクルをコーティングしてくれるため手触りをよくしたり、ツヤを出すといった効果があります。だからといって市販のシャンプーに含まれているシリコンが育毛のためによいというわけではありません。なぜなら、シリコンには髪を補修したり保湿してくれるといった効果はないのです。でも、手触りもいいしツヤも出るために髪が傷んでいても自分では気づきにくいといったこともおこってきてしまいます。

育毛シャンプーというものはノンシリコンであることが多く、市販のシャンプーを使っていた人が育毛シャンプーに切り替えるとなんだか物足りないような感じになることもあります。それは今までシリコンによって手触りやツヤが得られたのに対して育毛シャンプーのノンシリコンでの髪の洗い上がりの手触りだったり、ツヤの違いがあるためです。

育毛シャンプーに切り替えた事がある方はわかるかと思いますが、育毛シャンプーってなんか髪が絡まりやすいって感じませんでしたか？これは今まで髪に蓄積されていたシリコンが育毛シャンプーによって落ち始めるためにおこるもので、本来の健康な髪に戻る途中の過程にあるためなんですね。この過程を過ぎると洗い上がりも指通りがなめらかになって、髪にもハリやコシ、ツヤも出てきて髪にボリュームが出て育毛に最も最適な頭皮の環境も保つことができるようになるんです。

ノンシリコンシャンプーに切り替えるのが不安なあなた。シャンプーの切り替えたては少し髪が絡まったりすることがあるかもしれませんが、それを通り越してしまえば、髪自身が健康な髪に変わっていきますから安心して育毛シャンプーを使用してみてくださいね。

育毛シャンプーで薄毛って解消できるの？

育毛シャンプーは育毛していく上で必要になってくる頭皮の状態を健康に保ったり、髪にうるおいやハリ、コシを与える役割をしてくれるもので直接、薄毛を解消するというものではないんですね。通常、育毛剤と併用することで育毛シャンプーはその役割をより発揮できるものなんです。

育毛シャンプーを使っても薄毛を直接解消することができないなら、使う意味がないんじゃないかと思われがちですが、育毛シャンプーの良い点として市販されているシャンプーよりも刺激が少なく、頭皮や髪にとてもやさしいということが挙げられます。特に、女性には敏感肌の方も多いですし、刺激の強いシャンプーですと頭皮が乾燥してしまったり、湿疹ができるなどフケやかゆみの原因になってしまうことも少なくありません。

実際、シリコン配合のシャンプーで髪を洗うと確かに指通りもいいですから髪がとてもつややかでよいように思いますが、実際には髪の分け目などがかえって髪の薄さが目立つことになってしまったりするんですね。私も育毛シャンプーを使用していますが、市販のシャンプーを使用していたときよりも髪が根元からふんわりと立ち上がってきてボリュームがあるように見えるようになってきたということがあり髪が元気になったように感じます。

髪自身が健康になっていくという感覚をしっかり感じることができます。そもそも育毛シャンプーは育毛剤と併用しようとするために使用することが多いですから、これから育毛剤を使って育毛ケアをしていこうと考えているのならばぜひとも育毛シャンプーと併用されることをおススメしたいです。育毛シャンプーを使用することで髪を本来の健康な状態に戻して栄養素がしっかりと頭皮に浸透することができるようになり、育毛剤の成分がより頭皮の毛穴から浸透しやすくなるので育毛効果も高めることができるんです。

まとめ

・髪がシャンプーできしむのは水にぬれるとキューティクルが開きやすくなって、髪の毛同士が擦　れて摩擦がおこるため。

・育毛シャンプーはノンシリコンのものが多く、市販のシャンプーから切り替えると髪が絡まったり　しやすいがこれは今まで髪に蓄積されていたシリコンが育毛シャンプーによって落ち始めるた　めにおこるが、本来の健康な髪に戻るための過程。

・育毛シャンプーで直接薄毛を解消することはできないが、髪を健康な状態にし、ボリュームアップ　させることができ育毛剤などが頭皮に浸透しやすくなる。

smile
通常シリコン配合のシャンプーで髪を洗っていると感じませんが、育毛シャンプーなどのノンシリコンシャンプーに切り替えることで今まで髪によくない成分がかなり蓄積されていたのだなと感じます。ゆくゆく育毛剤を使用することを考え、しっかり育毛シャンプーでケアをしていきたいと思いました。