薄毛に悩む女性には育毛剤?ウィッグ?それとも植毛?
女性が薄毛になる原因と育毛剤
女性の薄毛は男性の薄毛とは違います。男性の薄毛(AGA)は額の生え際、頭頂部の髪の毛が薄くなっていく症状で男性ホルモンの影響が原因だと言われています。
しかし女性の薄毛は部分的に髪が薄くなるというわけではなく、髪の全体的のボリュームがなくなったり、髪の毛そのものが細くなってしまったりするという現象がほとんどです。
女性の脱毛は髪の毛一本ずつが細くなり細い毛が多くなることで起こりります。
ですので髪の毛を全体的に見た場合に女性の髪の毛は全体的にボリュームダウンしていることがよくあります。こうしたことになってしまう理由の一つとして頭皮の血行不良やヘアカラー、パーマなどっといった薬剤の刺激が強くて頭皮や髪を傷めることによりダメージを受けてしまうためによる抜け毛や薄毛でしょう。またシャンプーによって頭皮に刺激や強すぎたり逃避が乾燥してしまうためかゆみや湿疹が起こったり抜け毛になってしまったりする場合もあります。
洗髪後のドライヤーの使い方にも一工夫が必要です。ドライヤーを使って乾かすと髪が傷むと思っている方も多いかもしれません。タオルで十分に髪と頭皮の水分を取った後、ドライヤーの熱風で髪の毛全体を乾かします。髪の毛全体が乾いたら冷風にして頭皮に残った熱をとって蒸れを防いでください。
ドライヤーを止めて残りの髪は自然乾燥させることで髪を傷めることなく乾かすことができます。このようにドライヤーを使わずに乾かさないでそのままにして寝てしまう方がよっぽど髪の毛にとって良くないことなのです。乾かさないでいると髪に悪影響を与えてるので抜け毛や薄毛が多くなってしまいます。
そこで女性の薄毛や抜け毛に効果があるのが女性用の育毛剤なのですね。
女性用の育毛剤には男性用の育毛剤のような科学物質の強い有効成分が含まれていない商品が多く、頭皮や髪にとってもやさしいものなのです。また、育毛剤だからといって置いておいてもはずかしいというものでもなく女性のための育毛剤ですので容器の見た目も育毛剤とは思えないオシャレなものがほとんどなんですね。なのでだれかに育毛剤を使っていることがバレるという心配をする必要もないんです。
また敏感肌や乾燥肌の方にも使用していただくことができるように頭皮にとってよくない成分が入っていない無添加ですので安心して使用することができるんです。育毛剤を使用はじめますと1~2カ月で抜け毛が減って、3~4カ月で髪の毛にコシが出てきます。5~6カ月すると髪の毛にハリとつやが出てきて7~12カ月すると髪全体がボリュームアップすることができます。
育毛剤を使用したからといってすぐに効果が出るものではありませんが、続けていくことによってあなたの髪に変化が出てくるんですね。ですからあきらめることなく少なくても6カ月は続けていってほしいところですね。
女性にヴィッグは手軽?
薄毛や抜け毛で髪が薄くなってしまった女性にとってヴィッグは手軽なものなのでしょうか。そんなヴィッグには医療用のものと通常のおしゃれをするためのものがあります。おしゃれをする用のヴィッグには様々な髪形があり長さもいろいろですのでその日の気分でアクセサリー感覚でつけることができます。ただし薄毛に悩んでいる女性の方にはこうしたおしゃれ用のヴィッグを付けると頭皮のムレを引き起こすため、かえって抜け毛や薄毛の原因になってしまうことも少なくありません。
医療用のヴィッグには人口の髪でつくられたネット状のもので髪全体を覆うタイプと部分的にボリュームを増やすという二つのタイプがあります。おしゃれ用のヴィッグの欠点である頭皮のムレは医療用のヴィッグですと通気性のよい素材や工夫がされていますので熱や汗を溜めこまずに快適な通気性があります。また、医療用のヴィッグを使用される人に合わせてサイズの調整も行っていますし1日着けていても着け心地がよく疲れることのない軽さがあります。
ここで気になるのはやはりヴィッグの金額ですよね。
おしゃれ用のヴィッグは1000円ほどから購入することができますが、医療用のヴィッグは10000円以上するものがほとんどです。医療用のヴィッグが高額なのはオーダーメイドに近い作り方と頭皮が蒸れないような素材を使用するなどさまざまな工夫がされていることがあげられます。
ヴィッグは手軽かといえば、おしゃれを楽しむためのものなら手軽に手に入れることはできますが医療用のヴィッグに関しては価格もそれなりにかかりますので手軽にとは言えない現実があります。
植毛ってどうやってやるの?
植毛って聞くとなんだか大変な感じがしますよね。植毛には「自毛植毛」と「人工植毛」があります。植毛には自分の髪の毛を植毛する自毛植毛と人工毛尾を植毛する人工毛植毛があります。どちらかというと人工毛を使った植毛の方が価格が安いです。
そして植毛の方法も何種類かありニードル法、ダイレクト法、ストリップ法という方法があります。ここで各植毛方法のやり方を見ていきましょう。
ニードル法
針のような植毛器具を使って髪の毛を植えこみます。この方法ですと針が細かいので傷が小さく体への負担も少なく済みます。
ダイレクト法
メスを使用しないで髪を毛根ごと採集して移植する方法です。皮膚を切らずに体の負担も少なくて済みますしかに髪の毛の
ダメージも少なく済みます。
ストリップ法
後頭部に生えている髪の毛を 1センチほどの帯状にして皮膚ごと採集して植毛する方法です。この方法ですと傷が大きく
傷が分からなくなるまでに1年ほどかかります。
植毛にかかる費用もどのくらいするものなのか不安ですよね。植毛のおおよその金額は1本あたりで400円~500円ほどの間で1株にすると約1000円くらいになりますよね。しかしその程度の量ですむことはありませんので、1000株ほどで金額を見てみますと約90万円という高額になってしまいます。
また似た言葉に「増毛」がありますが増毛とは自分の髪の毛に人工毛を結びつけて髪のボリュームを増やす方法です。増毛にかかる費用は1本あたり約50円で1000本ですと5万円ほどと植毛よりは金額は低く抑えることができます。この方法ですと髪の毛が伸びた時に結び付けた人工毛が浮いてしまうために増毛後にも月に1~2回のメンテナンスをしなければなりませんので大変ですよね。
いずれにしても薄毛に悩む女性は多いものです。でもいきなりの育毛剤には抵抗があるという方も多いかと思いますので、まずは育毛シャンプーを使ってみることから始めてみるのもいいかもしれません。育毛シャンプーには化学物質などの髪にとってよくないものは配合されていませんので頭皮や髪にやさしいんです。ハードルも低いので意外と抵抗なく育毛ケアをしていくことができるでしょう。
まとめ
・女性が薄毛になる原因には血行不良によるものやパーマやヘアカラーといった薬剤によるものなどがある。
・女性にヴィッグは手軽かと言うとファッション的におしゃれをするためのものなら安価で買うことはできるが医療用のヴィッグは高額になるのでけっして手軽とは言えない。
・植毛は「自毛植毛」と「人工植毛」があり方法も数種類ある。実際に植毛をするとなると90万円ほどの金額がかかってしまう。
薄毛や抜け毛がひどくなると育毛ケアする際にヴィッグなどの購入を考えることになる場合もあるかもしれないと思うとちょっと不安な気持ちにもなります。日々の生活で薄毛や抜け毛に気が付いたらほおっておかずに早めにケアを始めることが大切だと思いました。
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