20代女性の円形脱毛症に加美乃素は合うのか

加美乃素ってどんなもの？

加美乃素とは創業1932年（昭和7年）の神戸の加美乃素本舗で歴史のある会社で作られている育毛剤です。日本だけでなく世界45カ国で愛用されているようです。女性用育毛剤では「レディース加美乃素」「レディース加美乃素EX」という製品があります。昔からある製品なので使用している方も多く、評判も良いものです。多くの育毛剤が通販サイトでのみの販売であるのに対して「加美乃素」はドラッグストアでも購入することができるというのが便利でよいですね。

「加美乃素」は遠い昔にコマーシャルで聞いたことがあるような気がします。
見た目は昔ながらのデザインで決してオシャレとはいえませんが、意外とリピーターの方も多いです。
配合成分は塩酸ピリドキシン、β-グリチルレチン酸、サリチル酸、D-パントテニルアルコール、ヒノキチオール、カミゲンK、CS-ベース、その他成分として水、無水エタノール、プロピレングリコール、ジカブリル酸プロピレングリコールが配合されています。

安全性から見ても配合成分は副作用を起こすようなものは使用されていないので安心して使用することができるといったことから、長年販売し続けてこられた商品なのだということがわかりますね。ただ、商品の宣伝が地味なせいか、近年の育毛剤の販売戦略がすごいのかわかりませんがあまり世の中に知られていないといった点が不安にさせてしまうのかもしれません。

「加美乃素」の公式サイトには抜け毛に関することやお肌のトラブルの起こる原因などがイラストを使って丁寧に説明されていたりして不安を抱えた方にも安心できるようなサイトになっているので長年、「加美乃素」を使用されてきている方の気持ちがわかるような感じです。

そもそも円形脱毛症になる原因とは

円形脱毛症になるのはストレスが主な原因と言われています。現代社会ではストレスがないという方は、ほぼいないのではないでしょうか？みんな何かしらのストレスを抱えているのです。たとえば神経質でストレスが溜まりやすい方で、何か家庭に問題をかかえてしまっていたりするとそのストレスで円形脱毛症になってしまうということが多くあります。

実はこういったストレスだけが円形脱毛症の原因とは言えないのだそうです。
円形脱毛症の原因は「精神的ストレス」「自己免疫疾患」「アトピー素因」「遺伝的要素」「出産後の女性ホルモンの変化」と5つに分けられ、「精神的ストレス」は前述のとおり日常の生活の中でストレスを抱えるために起こるといったものです。あとの4つについて見ていきましょう。

自己免疫疾患
円形脱毛症の原因はTリンパ球が頭皮の毛根をなぜか異物と判断してしまい攻撃するため、毛根が痛み髪が抜け落ちてしまうもの。

アトピー素因
アトピーが原因で円形脱毛症になる場合が本人、家族にアトピーの人がいる場合に半数以上の割合で関係している。
遺伝的要素
家族や親族で円形脱毛症を発症している人がいる場合になる可能性が高くなる傾向にある。

出産後の女性ホルモンの変化

妊娠中から出産後に減る女性ホルモンが円形脱毛症の原因になる可能性もあり、通常髪全体のボリュームが減る産後脱毛が円形脱毛症になってしまう場合もある。
それでは円形脱毛症とはどんな症状なのでしょうか？
円形脱毛症はさまざまなものがあるようで「単発型」「多発型」「蛇行型」「全頭型」「汎発型」という5種類に分けられるそうです。

「単発型」は大きくても500円玉くらいのものが1か所から数か所にできるもの。

「多発型」は脱毛部分が数か所あり、何度も脱毛をくりかえすもの。

「蛇行型」は側等部や後頭部などに帯状に繋がり脱毛するもの。

「全頭型」は頭部全体に広がって髪の毛全体が抜けてしまうもの。

「汎発型」は頭髪をはじめ、マツ毛や眉毛、脇毛、すね毛などの全身の毛が抜けてしまうもの。

円形脱毛症は年齢に関係なく起こりますので、自分だけは大丈夫とは思えないですので注意しないといけないですね。

20代女性が抱える髪の問題

20代くらいの女性はいろいろなヘアアレンジを楽しむなどでおしゃれをしていると思います。パーマやヘアブリーチ、毛染めだったり、編み込みをしたりと見た目とてもアレンジが素敵なのですが、実はそういったファッションをすることが髪を傷めてしまっているんです。パーマやカラーリング用の薬剤はとても刺激が強い物で短い間に繰り返し使用すると頭皮や地肌、髪を傷めてしまいます。最低でも1～2カ月は間隔をあけることがよいようです。

髪をポニーテールなどにするヘアスタイルは髪を引っ張ることになり頭皮が緊張して血行が悪くなり、髪に栄養が行き渡らずに髪の毛が細くなって、負担がかかる部分の髪の毛が抜けてしまうこともあります。また、帽子やカツラといった髪に密着させるものは紫外線などの外的ダメージから頭皮と髪を守ってくれるというイメージがあると思いますが、長時間着用していると中が蒸れてしまったり、強く締め付けられて抜け毛の量が増えてしまうといった場合も少なくないようです。

以上は直接、髪に関する問題なんですが円形脱毛症を発症してしまうのには日々の生活習慣も大きく関係してきます。年齢的に若いと無理をしてしまう場合も少なくありませんよね。本当は眠いのにどうしてもテレビがみたかったり、友達と遊んでいたりすると自然と夜更かししてしまうこともよくあるかと思います。なにげなくやっているこうした行動が実は髪にとってはよくない習慣だということもあるのです。

髪の毛は夜、22時から2時の間に成長するんですね。でもその時間帯に睡眠をとっていないと本来なら充分に毛母細胞に栄養が運ばれるはずのものがうまくできずに毛髪の成長をさまたげてしまうんですね。するとどうしても髪が栄養不足になってしまい、抜毛や薄毛になってしまうということになります。ですので、できるだけ髪の成長する時間帯には睡眠をとるようにした方がよいでしょう。

他にも飲酒や喫煙といったことが薄毛の原因とされている場合もあります。アルコールを摂取することで肝臓に有害物質が生成されてしまい、これを炭酸ガスと水に分解するのに髪の材料のシスチンを大量に消費されてしまうために薄毛の原因となってしまうのです。まったくいけないということではなく、少々の飲酒なら豊富なアミノ酸、ミネラルが身体によいとされています。

また、喫煙することによってビタミンやミネラルを余分に消費してしまうため髪の毛に必要な栄養が行き届かなくなり抜け毛などの原因とされていますのでタバコを吸う方は気をつけるようにした方がよいでしょう。

まとめ

円形脱毛症はストレスが原因だと思っていましたが、他にもさまざまな原因となることがあると初めて知りました。気をつけていないといつ自分がなるかわからないと思いました。

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